ハーブとは

香草

ハーブを日本語に訳した場合、香草と訳すことが多いと思います。語源となった言葉の最初の意味は、草花全般(木を除く)をさしていたようです。
現在はハーブというと、有用植物として食用、香料などに利用されている植物全体を指しています。狭義にハーブといった場合は、香りや辛味、苦味などのキッチンハーブを指しています。

北見の薄荷(ハッカ)

日本のハーブで本格的な栽培がなされたものとしては、昭和初めからの北海道北見の薄荷栽培が有名です。昭和14年には世界の70%を占めるにいたったそうですが、戦争とその後の安い海外製品に押されて、衰退しました。
薄荷はシソ科の植物で、さわやかな爽快感がありミントなどと同じ系列のハーブです。

富良野のラベンダー

現在のようなハーブが一般的になったのは、富良野のラベンダーが有名となったのが切っ掛けではなかったかと考えています。
富良野のラベンダーは1950年代より拡大しはじめましたが、1972年頃からの貿易自由化が始まり安い香料が入ってきたり人工香料の技術が進み、ファーム富田を除き廃業してしまいました。
その後国鉄(現JR)のカレンダーに写真が紹介されたり、ドラマ「北の国から」で放送されたことなどにより、観光地として有名になりました。
ラベンダーが一般的に知られるようになり、ハーブという言葉もより認識されるようになり、他のハーブへの関心が高まり現在のハーブ人気につながったと思います。
無論それ以前にハーブを利用したり、ハーブ園を作っていたところはあったはずですが、より一般的に知られるきっかけになったのは、富良野のラベンダーではなかったと思います。